IP69K:農用、建設用の自立型走行車両に特化したPC

B&Rのモバイルマシン用PCにハイエンドの新型が登場

B&Rのモバイルオートメーションポートフォリオに、最高仕様のPCが加わりました。新型PCの処理能力とメモリ容量は、従来品に比べ大幅に向上しました。農業用および建設用の自立型走行車両や、自動運転の搬送システムの走行を司る機能も大きく改善しています。

今回ラインナップに加わったPC、IP69Kは、厳しい環境下での走行に特化した仕様になっています。ハウジングの温度耐性は-40度 から85度、PCの衝撃や振動、揺れへの耐性も強化されています。

リソースや大量のデータ処理を行うアプリケーションに最適

モバイルPC、IP69Kのハウジングには、高性能なインテル Core i7が搭載されています。 メモリサイズも、RAM 6GB、フラッシュメモリ480GBゆえ、処理容量が大きい、大量のデータを扱うアプリケーションに最適です。

農業用の自立型走行車両にとって、正確な経路計画などのタスクを行う上で、コンピューターの高い処理能力は必須と言えます。高い効率性と正確性を備えた車両は、生産性の向上を確実にします。

OPC UAまたはMQTTを介して、データは現場からクラウドへ

IP69Kが備える高性能は、マシン間でデータ通信を行い、クラウド上に処理データを送るスマートマシンに最適です。トラクターや農業用具による収穫も、作業スピードや積載量などの情報をクラウドを介し、マシンからマシンで伝達することで、より最適に行うことができます。B&Rは、定評の高いOPC UAやMQTT等のコンピュータプロトコルを通じ、データ通信をサポートしています。



国と言語を選ぶ

B&R Logo