コントローラとPCをひとつに

B&Rのハイパーバイザ・ソフトウェアは、モバイル機器のスペース確保にも役立ちます

B&Rのモバイル機器用PCに、新たにハイパーバイザ・ソフトウェアが搭載されることになりました。ハイパーバイザ・ソフトウェアを搭載したPCは、高性能コントローラとして、またWindowsやLinux製のPCとしての役割を同時に叶えるデバイスです。1台のデバイスで、高性能な農業用アプリを走らせることもできます。

汎用オペレーティング・システム(General Purpose Operating System:GPOS)と、リアルタイムOSは、バーチャルネットワークのインターフェイスを介し接続します。例えば、クラウドに接続されたWindowsソフトウェアを使用して、モバイル機器にとって最適な経路を計算し、リアルタイムOSがその情報をドライブの特定コマンドに変換することも可能です。このように、1台のデバイス上で2つのオペレーティング・システムを集約することで、機器にかかるコストを抑えることができます。また、よりコンパクトなレイアウト設定もできるので、利用可能なハードウェアリソースのより効率的な活用も実現できます。

外付 I/O 接続用オプションボード

B&Rは、同じくハイパーバイザ・ソフトウェアとの組み合わせで、外付 I/O モジュールやセンサへの接続用に新しいオプションボードもご用意しています。オプションボードには、CANPOWERLINKインターフェイスが3つ、リアルタイムPOWERLINKインターフェースが1つ、それぞれ搭載されています。

通信の可能性を広げるアイテム

B&Rでは、モバイルマシン内のPCをさらにネットワーク化するために、4つの追加イーサネットインターフェースを備えたオプションボードをご提供しています。オプションボードを経由して、GPS受信機や携帯電話モデムなどの外部機器をPCに接続することが可能です。こうしたインターフェイスにはTSNイーサネット拡張機能が搭載されています。OPC UA over TSN通信規格にも最適に対応しています。



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